犬が迷子になったら?探し方と届出先、発見率を上げるコツ
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「玄関のドアを開けた瞬間に飛び出してしまった」 「散歩中に首輪が抜けて見失ってしまった」
愛犬の脱走・迷子は、どんなに気をつけていても突然起こるものです。
パニックになって名前を呼びながら走り回ってしまう飼い主さんも多いですが、実は、迷子探しにおいて最初の数時間の行動が発見率を大きく左右します。
「どうしよう、もう会えないかもしれない」と不安に押しつぶされそうになる気持ちは痛いほど分かります。 しかし、まずは深呼吸をして、冷静に正しい手順を踏むことが、愛犬を家に連れ帰るための近道です。
この記事では、犬が迷子になった時にすぐやるべき届出先や、効率的な探し方、そして二度と迷子にさせないための予防策(おすすめグッズ)を解説します。
目次
迷子発生!まずやるべき「3つの届出」

犬がいなくなった時、一番にしてほしいことは「近所を探すこと」ではありません。
まず、関係機関への届出です。 保護された犬がどこに連れて行かれるかは、その時の状況によって異なるからです。
そのため、以下の3箇所には必ず全て連絡を入れてください。
保健所・動物愛護センター
一般的に、迷い犬が保護された場合、最終的に収容されるのは保健所や動物愛護センターです。 ここで重要なのは、お住まいの地域だけでなく「隣接する市区町村」の保健所にも連絡することです。
犬は1日で数キロ〜十数キロ移動することもあり、すぐに管轄エリアを越えてしまうからです。
警察署(交番)
犬は法律上「拾得物(落とし物)」として扱われる場合があります。
保護してくれた人が、保健所ではなく近くの交番に届けているケースも非常に多いです。最寄りの警察署の「会計課(落とし物係)」へ連絡し、遺失物届を出しましょう。
マイクロチップ登録機関
愛犬にマイクロチップを入れている場合は、登録機関(日本獣医師会など)にも連絡を入れましょう。
保護された先でチップが読み取られた際、飼い主情報と照合して連絡が来るようになります。
▶︎犬と猫のマイクロチップ情報登録:https://reg.mc.env.go.jp/
【実践編】発見率を上げる!犬の探し方とチラシ作成のコツ

届出を済ませたら、いよいよ本格的な捜索を開始します。 やみくもに探すのではなく、犬の習性や効果的なツールを活用しましょう。
習性を利用して探す
犬は、自分の家の匂いや、飼い主の通った道の匂いを覚えています。
まずは、自宅を中心とした半径数百メートル(いつもの散歩コース)を重点的に探してください。
また、犬は大きな音が苦手で、パニックになると狭くて暗い場所(車の下、家の隙間など)に隠れる傾向があります。名前を呼ぶときは、優しい声でゆっくりと呼ぶのがポイントです。
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「迷子チラシ」の効果的な作り方
目撃情報を集めるためには、チラシやポスターが最強のツールです。 通行人がパッと見て「あの犬だ!」と分かるよう、以下の要素を盛り込みましょう。
- 大きな文字で「迷い犬」「探しています」
- 犬の全体写真(特徴がわかるもの)
- 名前、性別、犬種、毛色
- 首輪の色や特徴
- 行方不明になった日時と場所
- 連絡先(飼い主の名前と携帯電話番号)
さらに、作成したチラシは、近所の動物病院、ペットショップ、コンビニ、スーパーなど、人が集まる場所に掲示許可をもらって貼らせてもらいましょう。
特に、犬の散歩をしている人は他の犬に関心が高いため、有力な協力者になってくれることが多いです。
SNSでの拡散活用
Twitter(X)やInstagramなどのSNSも有効です。 「#迷い犬」「#〇〇県」「#〇〇市」といったハッシュタグをつけて投稿しましょう。 ただし、SNSには不確かな情報や悪戯が含まれるリスクもあるため、情報の取捨選択は慎重に行う必要があります。
もう二度と離れない!おすすめの迷子防止グッズ5選

愛犬が迷子になる前に備えておくことはもちろん、万が一の事態から無事見つかったら、二度と同じ思いをしないための対策を講じましょう。 ここでは、脱走防止や早期発見に役立つ、編集部おすすめの迷子防止グッズを5つご紹介します。
Apple AirTag(追跡タグ)
iPhoneユーザーなら必須級のアイテムです。 世界中のiPhoneネットワークを利用して、愛犬の大まかな位置を特定できます。
GPSほどのリアルタイム性はありませんが、バッテリー持ちが良く手軽に導入できるのが魅力です。
ステンレス製 迷子札
首輪につけるタイプの迷子札です。 電話番号や名前を深く刻印できるため、雨に濡れても文字が消えません。シンプルで耐久性が高く、どんなワンちゃんにも似合うデザインです。
反射材付き ハーネス(抜けにくい設計)
「首輪が抜けて迷子」という事故を防ぐには、体にフィットするハーネスがおすすめです。
このハーネスは、引っ張り癖のある子でも抜けにくい構造になっており、夜道で光る反射材がついているため、夜間の捜索や事故防止にも役立ちます。
Furbo ドッグカメラ(見守り)
留守番中や、少し目を離した隙の脱走対策に有効です。
スマホから部屋の様子を確認できるため、「ドアが開いて飛び出したかも?」という不安を解消してくれる心強い味方です。
ロングリード(呼び戻し練習用)
万が一、外でリードが離れてしまった時、呼び戻し(「おいで」)ができるかどうかは命綱になります。
このロングリードを使って、公園などで安全に呼び戻しのトレーニングをしておけば、いざという時の生存率が格段に上がります。
まとめ:諦めずに探し続けることが大切

犬が迷子になった時、飼い主さんができることは「諦めずに情報を発信し、探し続けること」です。
保健所や警察への連絡を済ませたら、チラシやSNSを駆使して、一人でも多くの目に留まるよう行動しましょう。
最後に、今回ご紹介した迷子防止グッズをまとめました。 愛犬が帰ってきたら、ぜひこれらを活用して、安心できる環境を作ってあげてくださいね。