正月に増えやすい犬の誤食トラブル|人の食べ物から距離を取るための工夫
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正月は、おせち料理やお雑煮、来客時のおつまみなど、普段とは違う食べ物が犬の目に入りやすい時期です。
そのため、「いつもより欲しがる」「食卓から離れない」「うっかり拾い食いしそうになった」
といった悩みを感じる飼い主も少なくありません。
正月は人にとって特別な食事の時間ですが、犬にとっては誤飲・体調不良につながるリスクが高まる時期でもあります。
まずは、正月中の食べ物トラブルを防ぎやすいアイテムから紹介します。
目次
正月の食べ物トラブル対策に役立つアイテム
犬用お正月フード・おやつ

正月は、「少しだけ特別感を出したい」「人の食事を欲しがるのを防ぎたい」と感じる場面が増えます。
犬用のお正月フードやおやつを用意しておくことで、人の食べ物を与えずに、満足感を与えやすくなる点がメリットです。
食事中に待機できるマット・ベッド

人の食事中に犬が近づきすぎると、拾い食いや誤飲のリスクが高まります。
そのため、「ここで待つ場所」が分かるマットやベッドがあると、食事中の行動をコントロールしやすくなります。
フタ付き収納・おやつ保管ケース

ガムは噛む動作が続くため、短時間で終わりにくく、お正月のように食事時間が長くなりがちな場面でも使いやすい点が特徴です。
「人の食べ物を与えない」ことを無理に意識させるのではなく、犬には犬の楽しみを用意するという考え方で取り入れやすいアイテムです。
正月に犬が人の食べ物を欲しがる理由

正月は、
- 食卓に人が集まる
- 食べ物の匂いが長時間続く
- 飼い主の注意が散りやすい
といった状況が重なります。
犬は匂いや雰囲気の変化に敏感なため、「何か特別なものがある」と感じ取り、普段以上に食べ物に反応しやすくなります。
正月に注意したい犬に与えてはいけない食べ物
正月料理には、犬にとって負担になりやすい食材が多く含まれています。
特に注意したいのは、
- 餅や団子などの粘着性のあるもの
- 味付けの濃いおせち料理
- お酒やアルコールを含む食品
「少量だから大丈夫」と思わず、正月中は人の食べ物を与えない意識が重要です。
正月中の食べ物トラブルを防ぐ対処法
人の食事前に犬の食事を済ませる
空腹の状態だと、人の食べ物に強く反応しやすくなります。
先に犬の食事を済ませておくことで、落ち着きやすくなります。
食事中は距離を保つ
犬を抱っこしたまま食事をしたり、膝の上で待たせたりすると、誤飲のリスクが高まります。
マットやベッドで待機させることで、安全な距離を保ちやすくなります。
正月後も体調を観察する
正月中に食べ物の匂いや刺激が続くと、連休明けに体調を崩す犬もいます。
食欲や便の状態に変化があれば、早めに様子を見ることが大切です。
まとめ|正月の食べ物は「与えない・近づけない」が基本

正月は、人にとって楽しい食事の時間が続きますが、犬にとっては誤飲や体調不良のリスクが高まる時期です。
犬用のフードや待機場所を用意し、人の食べ物から距離を保つことで、正月中も安心して過ごしやすくなります。
「特別な時期だからこそ、いつも以上に注意する」この意識が大切です。